毒母に育てられて

毒母を克服するまでの私の波乱万丈人生を振り返ります。

父の事

父は、

変人

だと思っていた。

変人ってゆーか。。。

意味が分からない人、って感じ。。。。


ただ

亡くなった時

思い出話として


父があぐらかいてるところに私が座り、父が変な歌を歌って笑わせてくれた事

飛行機〜、と私を抱えて遊んでくれた事

一緒に寝る時寒い時は父の太腿の間に私の足を入れて温めてくれた事


言うと

兄弟は、

「俺たちそんな思い出一つもない!」

と。。。。


確かにいい思い出はそれしか私もないのだが、


こんな風に父っぽい事も本当は出来る人だったのではないか?

という

疑問がある。


私達兄弟は、父が私達に興味が無い、という考え方だった。


でも興味を持っていない振りをするしかなかったのでは、と胸が痛む。


気付いた頃には母は毎日父の文句悪口。

父をよくけなしていた。

切れる父、「出ていけ!!」

「私の方が給料高いんだからここは私の家です。あなたが出ていけばいい」

何も言えない父。。。


夫婦喧嘩も凄かった。

包丁で父が母を脅す。


幼い子供には目に入ってきた情報のみ。


どんどん子供達も父を避けるようになる。


今思うと毎日毎日文句言われて、たまに切れた結果がああだったのではないか。。。


もし母がもう少し父を尊重し優しくしていたら、

もう少し

父っぽい父になれたのかもしれない。


来る人来る人に父の悪口を言って笑わせていた母


父は家に居場所がなかったのでは???


居場所がないと思ってることさえ父自身も気づいてなくて

私と同じ状態だったのでは???


正直分かりません。


よくテレビで見るゴミ屋敷の住人や、鳩に餌をあげて、ご近所さんにキレてる人、


父が独身だったら、あーゆう感じになってたと思います。


あーゆう人をテレビで見るたび

父を思い出す。